中東を動かす帰属意識―近くの隣人より、遠くの血縁

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中東を動かす帰属意識―近くの隣人より、遠くの血縁

  • 林 幹雄【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784895860550
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C0039

内容説明

近年、アラブ諸国が次々にイスラエルと国交を樹立―この動きは加速し、世界情勢を一変させるだろう。今後の世界を読み解く鍵は中東にある。現地に長年駐在してビジネス経験を積み、独特な社会を研究し続けた著者が紹介する、知られざる中東の姿。

目次

第1部 部族とイスラーム(部族で構成された社会;部族社会を支える連帯と帰属意識;イスラームが興った頃のアラビア半島 ほか)
第2部 インド洋を渡った南アラビア人(海洋交易で広がったイスラーム;環インド洋沿岸域に根付いたイスラーム社会;東アフリカに進出したオマーンとイバード派 ほか)
第3部 宗教マイノリティと帰属意識(ザイド派の部族社会;北イラクのクルド人;クルド人とヤズィーディー ほか)

著者等紹介

林幹雄[ハヤシミキオ]
1956年富山市生まれ。大阪外国語大アラビア語科卒業。カイロ・アメリカン大学留学。住友商事株式会社でマスカット、バグダード、エルビル各事務所長、住友商事総合研究所国際調査チーム長等を歴任。株式会社オフィス・バドゥ代表、防衛省勉強会講師(2015~2020年)、日本オマーン協会理事、地域文化学会理事、イエメン企業アドバン日本代表。通訳案内士。2021年1月5日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドウ

6
タイトルに惹かれて読んだが、どちらかといえば「マシュリクを知るための26章」とでも銘打った方がしっくりくる。題材・引用文献が幅広く、アラビア半島南部というややマイナーなエリアやヤルサン教団(初耳)についても取り上げていてたいへん興味深い。もっと広く読まれるべき良書。揚げ足を取るなら以下2つ。①ヘブライ語とアラビア語の類似は、同じ唯一神を信仰しているからではなく同一語族だからかと。②イスラーム教に「異端」という概念は(イスラーム国のせいで当然視されかねないが)ほぼ存在したことはないはず。2024/02/15

Masayuki Shimura

1
【国家や宗教が帰属先となる現代社会では、血縁を基盤とする部族の結束力が弱まることが必然の成り行きだが、中東、特にアラビア半島では、部族の帰属意識は依然として根強く残っている】(文中より引用)・・・・・ビジネスで関わったイエメンやオマーンに関する詳述や、中東におけるマイノリティの実像など、中東についての知識をもう一歩深めたいと思う人にオススメの一冊。現地の生活に入り込んでいったからこそ書ける記録の連続に、知的好奇心が駆られっぱなしの読書体験でした。2021/05/14

Go Extreme

1
部族とイスラーム:部族で構成された社会 連帯と帰属意識 交易と巡礼の道 イスラームの興りとユダヤ教 部族の統治と刑罰 イスラームの信仰 分派と指導者 婚姻事情と家族法 離婚のルール 来世と聖者廟 モスクの構造 都市の歴史的景観 インド洋を渡った南アラビア人:海洋交易 環インド洋沿岸域 東アフリカ進出 イスラーム世界の奴隷 外国人労働者・ビジネス環境 宗教マイノリティと帰属意識:ザイド派の部族社会 北イラクのクルド人 ヤズィーディー ヤルサン教団 イラクに根付いたキリスト教 湾岸産油国の対イスラエル政策2021/04/11

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