内容説明
ユダヤ人やイスラエル情報、パレスチナ問題を語る日本の報道記者、政治家、有識者等の主張が、いかに偏見、誤解、妄想に染まっていることか。中東問題研究家として卓越した著者が日本のメディア情報を分析し、反ユダヤ宣伝を見ぬく眼力を与えてくれる。
目次
“文明間対話”を提唱する国?
真の“構造的な”問題は何か
米国をタネにした陰謀論
歴史上稀な占領地返還の勇断
いつか来た道
シャロン首相の真の功績
あることないこと
ハマス政権がもたらす惨状
“ノン”フィクション映画を斬る
イスラエル禍という暴論〔ほか〕
著者等紹介
滝川義人[タキガワヨシト]
ユダヤ、中東研究者。1937年生まれ、長崎県諌早市出身。早稲田大学第一文学部卒業。前イスラエル大使館チーフインフォメーションオフィサー。中東報道研究機関MEMRI日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。