内容説明
『聖書』は決して遠い書ではない。そこには日本人だからわかる世界がある。自然をこよなく愛する著者が、古代オリエント世界と日本の接点を語る、心に響くエッセイ集。
目次
1 黄金の丘(春の花;ある日のカレンダー;消しさった紙;お赤飯;黄金の丘)
2 ヨナの朝顔(もう一つの地図;美しき水路;シロアの流れ;夢は海に;ヨナの朝顔)
3 風の足跡(靴みがきの歌;走るパウロ、歩くテモテ;ジャンプ;衣更え;風の足跡―西に東に)
4 冬の日射し(ロバの声;羊とおとめ;拓本;故郷の月;冬の日射し)
著者等紹介
池田裕[イケダユタカ]
旧満州に生まれる。青山学院大学博士課程修了。1969~77年エルサレム・ヘブライ大学大学院留学、同大学よりPh.D.(哲学博士)取得。現在、筑波大学名誉教授、日本オリエント学会理事、中近東文化センター常務理事・同学術局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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