内容説明
イエス・キリスト以降、初代キリスト教がいかに発展していったかを伝える新約聖書中の「使徒行伝」は、「ルカ伝福音書」と同一の記者に手になる重要な文書である。使徒パウロをはじめ、さまざまな人物が困難を乗り越え、ギリシア・ローマ世界に新しい教えを布教していった。そして西洋文明の礎がきずかれたのであった。この写真文集は、「使徒行伝」のあらすじとその舞台を、分かりやすく紹介するものである。
目次
1章 初代教会の誕生(キリストの約束;ダマスコ途上の回心;故郷タルソ;アンテオケ教会誕生)
2章 第1回伝道旅行(セルキアを発って;キプロス伝道;ペルガに上陸;ピシデヤのアンテオケ;イコニオム;ルステラ;デルベの丘;港町アタリヤ;エルサレム使徒会議)
3章 第2回伝道旅行(キリキアの峡門越え;カパドキア;マケドニア人の幻;ヨーロッパに上陸;ピリピ教会誕生;テサロニケ;ベレア;アテネで演説;コリント伝道1年半;ケンクレアの剃髪)
4章 第3回伝道旅行(エペソ伝道;トロアスでの奇跡;アソスとサモス;ミレトの別れ;捕われの身)
5章 都ローマへ(ローマへの船旅;ローマの伝道;パウロの殉教)
6章 パトモスと7つの教会
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