内容説明
トイレのやり方からチャレンジャー事故まで、元宇宙飛行士がシャトルのすべてを語る！スペースシャトルのなかで乗務員たちは何をし、何を考え、何を話しているのでしょうか。素朴な疑問、専門的な疑問、ちょっと変な疑問、あらゆる疑問への答えが本書のなかに詰まっています。若田光一宇宙飛行士特別インタビューも併せて収録。
目次
第１章 宇宙物理学
第２章 スペースシャトルの発射準備と打ち上げ
第３章 軌道上での活動
第４章 宇宙での生活
第５章 宇宙生理学
第６章 大気圏再突入と着陸
第７章 チャレンジャー
第８章 宇宙飛行士についての質問
第９章 未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニーウォーカー
12
「トイレはどうしてるの？」「UFOは見た？」「なんで今の宇宙飛行士は月面着陸しないの？」自分ならきっとそんな質問をすると思うが、すべて答えられていた。「シャトルがコントロールを失って市街地へ飛んでいったらどうなるの？」中には意表をつく質問も。「（爆破される）残酷に聞こえるかもしれないけど、宇宙飛行士が“ロケットを飛ばす”という危険を志願したことを忘れちゃいけない」なんて回答には思わず痺れた。ともかく500もの疑問が生じるほど、宇宙飛行士とは人々にとって憧れの（そして謎の）職業であることに変わりはない。2012/07/13
もくたつ（目標達成）
6
引き込まれて読んだ。普段知ることのない宇宙への旅について、あらゆる角度からの質問に答えてある。宇宙飛行士も人間だ。そんな当たり前の事実に親近感が湧いた。2017/08/04
sawa
5
★★★☆☆ 「女性宇宙飛行士は宇宙でブラジャーをするの？」、「トイレはどうしてるの？」という他愛無い質問から、シャトルの仕組みや宇宙飛行士のなり方まで、ありとあらゆる質問に元飛行士の著者が答える。無重力状態についてや、技術的な質問についても非常に分かりやすく説明されていて、勉強にもなった。（図）2011/10/05
fu
3
さくっと読み流し。宇宙飛行士の服や船内にはマジックテープがいっぱいついていて、そこにくっつけておくとか、シャワーはできない、塩やこしょうはふることができないから液体化されている、おしっこはリユースして飲んでいないとか、日常生活のささいなことがわかる本。 2014/04/20
かー
3
無重力関係の質問を読んでいるときに、その気になれば自分も宙を漂えるような不思議な心地になった。内容はちょっとしたことから専門的なことまで、宇宙に行くことに関する様々な疑問がわかりやすく話されている。端々から伺える海軍空軍の仲の悪さ（笑）ジョークと、人種的マイノリティ関係の質問の多さにお国柄が伺えるかも。2009/08/07
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- 和書
- 最果ての決闘者 中公文庫
