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内容説明
ソ連消滅後も高い教育水準を維持し、豊かな天然資源を擁するロシアは、自由経済の恵まれた素地を持つ。一方、はびこるマフィアや腐敗した官僚といった問題、決してうまくばかりもいかない周辺諸国との関係が、繁栄への希望に暗い影を落とす。’91年にゴルバチョフが表舞台を去り、’96年にエリツィン大統領が再選されるまでの間、ロシアの政治家やエコノミストは何に迷い、どう決断したのか?資本主義経済に向かうロシアの未来を、2人の専門家が綿密な調査と分析により予測してみせる。
目次
イントロダクション
ロシア異質論は正しいか?
共産主義はなぜ失敗した?
ショック療法は過激すぎたのか?
西側の努力は十分だったか?
人びとの生活は?
ロシアは繁栄するか?
はびこるマフィア
政治的行きづまりの再発は?
民主主義は生き残るか?〔ほか〕