内容説明
コンピュータはどこまで人間に近づくことができるか。この永遠の課題の取り組むために、学際的な視点に立った、斬新な研究アプローチが始動した。情報科学の新しいパラダイムを探る。
目次
第１章 ニューロコンピューティング―並列学習情報原理を解明する
第２章 ファジィコンピューティング―主観にまつわるあいまいさを数量的に表現する
第３章 ストカスティックコンピューティング―ランダムパルスの発生確率で数量を表現する
第４章 論理プログラミング―論理の飛躍を含んだ推論を行う
第５章 超並列コンピューティング―新しい計算機構パラダイム実現の可能性を探る
第６章 システム―オープンシステムのモデルを構築する
第７章 ロボティクスとＶＬＳＩプロセッサ―スーパーチップで知能ロボットシステムを構成する
第８章 光コンピューティング―光記録・光演算有機材料を開発する
第９章 生物分子コンピューティング―生体分子の機能をそなえたデバイスを開発する
第１０章 討論―情報理論の新しいパラダイムを求めて
