選ばれた民―ナショナル・アイデンティティ、宗教、歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 348,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250207044
  • NDC分類 311.3
  • Cコード C3030

内容説明

なぜ、かくも人間は、民族や国に強い愛着をいだくのか。グローバリズムが世界を覆うなかで、いまだ根強いナショナリズム。とりわけ宗教的イデオロギーは先鋭化しているかに見える。その深くはられた根=ナショナル・アイデンティティの源を、「選ばれた民という意識」「聖なる土地への愛着」「黄金時代という栄光の記憶」「国家の運命に捧げた犠牲」のなかに探る。

目次

第1章 ナショナリズムと宗教
第2章 聖なる親交の紐帯としてのネイション
第3章 「選ばれる」ことと神との契約
第4章 神と契約した民
第5章 使命を帯びた民
第6章 神聖な故郷
第7章 エスノヒストリーと黄金時代
第8章 ナショナリズムと黄金時代
第9章 死者の栄光

著者等紹介

スミス,アントニー・D.[スミス,アントニーD.][Smith,Anthony D.]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で社会学博士号を、さらにロンドン大学で美術史博士号を取得。現在、LSEの名誉教授および専門誌Nations and Nationalism主幹

一條都子[イチジョウアツコ]
LSEにてエスニシティ・ナショナリズム研究博士号取得。現在、キングストン大学上級研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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