内容説明
人間の脳と基本原理を共有する新しい情報科学、ニューロコンピューティングを構築できるか。内外の第一線研究者が、学際的な観点からその可能性を検討する。
目次
ニューロコンピューティングとは(甘利俊一)
適応・学習能力をもつコンピュータ(マイケル・アービブ)
従来のコンピュータとの違い(麻生英樹)
ロボティクスへの応用(三浦宏文)
人工知能とニューラルネットワーク(志村正道)
マシンビジョンのためのアルゴリズム(ラルフ・リンスカー)
神経回路網の生理工学(臼井支朗)
ニューロンのカオス(合原一幸)
ニューロチップの開発(秋山泰)
言語の神経機構(岩田誠)
知的情報処理のモデル化(安西祐一郎)
アメリカのニューロ研究(村岡洋一)
非線形科学の衝撃(大石進一)
開発に向けての体制づくり(相磯秀夫)
討論・何を期待するか(司会/甘利俊一)