目次
1 そのピーナッツ情報は本当?―事実と現実に基づく正しい判断のために(「ピーナッツを早く食べたらピーナッツアレルギーにならない」は本当か?;報告の問題点は? ほか)
2 ピーナッツ情報だけじゃない「食べて治す」の落とし穴(本当に急速「経口免疫療法」が必要なのか?;「鶏卵を食べて治す」の報告について ほか)
3 食物アレルギー 基本的な考え方―間違った情報に振り回されないために(食物アレルギーの基礎知識;除去と解除 ほか)
4 複合汚染とアレルギーの増加―間違った情報の背景にあるもの 原因を何に求めるのか?(アレルギーの原因をどう考える?;アレルギー体質と環境 ほか)
Q&A ここが知りたい―食物アレルギーなどいろいろ(小麦アレルギー、味噌やしょうゆも避けるべき?;アレルギーを起こす食材の使用はいつまで? ほか)
著者等紹介
眞鍋穰[マナベユタカ]
京都大学医学部卒。同附属病院小児科、小倉記念病院小児科で研修後、京都大学医学部附属病院小児科で免疫アレルギーを研究。1981年より同仁会耳原総合病院小児科、小児科部長、病院長などをへて、現在、阪南医療生協診療所所長。社会福祉法人共同保育の会(上野芝陽だまり保育園)理事長。大阪健康福祉短期大学教授、大阪民主医療機関連合会理事。保育所での食物アレルギー対応の他、乳幼児の医療費無料化をはじめ子どもの福祉医療の充実の運動にかかわってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
7
論文が出ていることと、その情報が真実であることは必ずしも一致するわけではない。特にその研究がある企業の出資によって行われているとすれば、完全に公平なデータなど望むべくもない。情報を調べることは大切だが、ただ情報があるというだけではなくてそれがどのように調査されたかも調べないと無意味どころか有害な可能性すらあるため注意が必要である。2016/12/04
晴久
4
さらっと読了。間違った情報を実践してしまうと苦しむだけなので、正確な情報は大事なのだろうと思う。素人にはなかなか判断が難しい。2019/12/09
Shu
1
とにかく、食べて治すという考え方に疑問を呈している。食べて食物アレルギーを防ぐとか経口免疫治療とか、どうなの?みたいな。個人的には、文章が下手で読みにくい印象。2016/11/30
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- 和書
- 人を着るということ