内容説明
私たちは毎日の食卓で、食べものだけではなく、人の話を聞く姿勢やユーモアのセンス、気持ちの切りかえ方のコツなどたくさんのものを「食べて」いる。食卓は人の心が形成される場所なのである。何気ない食卓に、子どもと家族のかかわり方のヒントがかくされている。
目次
有能、優秀を求められた子どもたちの向こうに見える食卓
三つの食卓を考える
食卓が持つ子どもの人格を形成する四つの条件
いくつになっても遅くない心の育てなおし
子どもにかかわるプロの方へ
今こそ心を癒し立てなおす食卓を
著者等紹介
室田洋子[ムロタヨウコ]
聖徳大学教授。専門領域は発達心理学・臨床心理学(臨床心理士)。お茶の水女子大学卒、同大学院修了。青葉学園短期大学講師を経て、現在、聖徳大学教授・多摩大学講師。大学の教員に並行して、教育相談、心理臨床活動を継続。東京都杉並区立済美教育研究所教育相談員。横浜市緑区緑保健所心理判定員を20余年行なってきた。フィッシャー教育相談室(三鷹市)主宰、1997年よりちばコープ学識経験者理事、全国社会福祉協議会保育士会研究紀要委員会委員
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