内容説明
本書では、正常なアレルギー反応を障害する環境汚染化学物質の対策を常に念頭に置きながら、進化した哺乳類が持つアレルギー反応に対する理解を深めていく。
目次
1章 アレルギーってなんだろう
2章 アナフィラキシーはアレルギーの暴走
3章 ここに気をつけよう アレルギーっ子の暮らし―年齢にそって考える
4章 食べもの・食べ方が子どものアレルギーの程度を決める
5章 アレルギーっ子はすごい力を秘めている―アレルギーも一つの個性
著者等紹介
角田和彦[カクタカズヒコ]
1953年生まれ。静岡県出身。東北大学医学部79年卒業。内科・外科診療を経験し、その後小児科で診療を続けている。専門はアレルギー性疾患、小児循環器。環境汚染と病気、とくに生活環境・食生活と病気との関係を視点に、子どもを中心に老人まで多数のアレルギーに悩む患者さんたちを診療してきた。アレルギーを通して、今地球上で起きている環境汚染の実態が見えるのではないかと考え診療を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。