内容説明
日本の手術看護については、統一した考えに基づいて成文化されたものがなく、看護業務として伝統的に受け継いできたものや、医師から指導を受けたもの、代表的な施設のものをもとに、各施設でマニュアルを作成しているのが現状です。本書は、日本手術看護学会が作成した手術看護基準です。編集にあたっては、看護の流れにそって全体を38の基準に分類し、それぞれの基準に「目標」と「理論的根拠」を列記しました。
目次
1 手術室の環境基準
2 手術看護の業務基準
3 手術体位基準
4 術前の皮膚消毒基準
5 ME機器の安全基準
6 手術看護記録基準