内容説明
介護保険制度そのものを解説した出版物は多いが、看護職のために書かれた介護保険マニュアルはこれまで存在しなかった。本書は制度解説のみでなく、看護職が現場で本当に必要とする知識と技術であるところの、「介護支援専門員の役割と機能」、「訪問調査と介護認定」、「アセスメントとケアプラン」、「訪問看護ステーションの経営方法」、「在宅介護支援センターの役割と連携方法」、「先進自治体における取り組み」等について、各界の第一人者に執筆していただいた。
目次
1章 介護保険制度概論
2章 看護職と介護支援専門員
3章 看護職による訪問調査の方法―より良好なコミュニケーションをめざして
4章 ケアアセスメントの必要性と考え方
5章 ケアプランの作成方法
6章 在宅介護支援センターの位置付けと今後の役割について
7章 「実践の中から」の訪問看護ステーションの運営方法について
8章 介護保険最前線―足寄町と十勝東北部の取り組み
著者等紹介
鷹野和美[タカノカズミ]
広島県立保健福祉大学保健福祉学部助教授。1994年信州大学大学院医学研究科博士課程修了・医学博士。信州大学医学部ティーチングアシスタント、大分医科大学医学部非常勤講師、道都大学社会福祉学部専任講師を経て、2000年4月より現職。大分医科大学大学院医学研究科非常勤講師、東京大学大学院医学系研究科客員研究員。主な役職は北海道足寄町保健・医療・福祉アドバイザー、北海道士幌町政策アドバイザーなど。主な著書(共著)は『医療がやさしさをとりもどすとき』医歯薬出版。『在宅医療信州からのメッセージ―風よふけ―』銀河書房、など。主な雑誌連載は「Nurseのための地域医療学」消化器外科NURSING、メディカ出版。「介護保険探訪」消化器外科NURSING、メディカ出版。「真のチーム医療実現のために」看護教育、医学書院。その他、地域医療、介護保険、国際保健などの論文多数
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