内容説明
あるときうさぎとかめが、どちらがはやくはしれるかでいいあらそいになりました。ではきょうそうをしようときつねのあいずではしりだしました。ところがうさぎは、あしがはやいからとゆだんしてとちゅうでいねむり。いっぽうかめは、じぶんがおそいことをしっているのでやすまずすすみつづけました。そして…。
著者等紹介
ピンクニー,ジェリー[ピンクニー,ジェリー] [Pinkney,Jerry]
1939年、アメリカ、ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれる。フィラデルフィア芸術大学卒業。1964年に子どものための本の挿絵を初めて手がけ、以来、100を超える作品を発表している。作品をとおして、アフリカ系アメリカ人が抱える問題をひろく社会に訴えることをライフワークとしている。コルデコット賞、コレッタ・スコット・キング賞など、受賞多数。ニューヨーク州南東部、ウエストミンスター郡在住
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京都に生まれる。編集者、翻訳者として活躍。青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たーちゃん
30
絵の迫力がすごいです。文字が少ないですが、絵だけで息子と十分楽しめました。息子は話の始めにうさぎが駆け出すのを見て、息子も部屋を一周走ってまた絵本の前に座りました。2020/10/16
くぅ
25
以前、別の絵本でうさぎとかめを読んだ時はまだ知識がなかった息子。「どっちが勝つかな?」にニコニコしながら「亀かなぁ♪」と言ってましたが、今回は動物についての知識がついてきたので同じ質問に「絶対うさぎ!」と言いました。最後まで読んでちょっと不服そうでした。(3歳8ヶ月)2021/02/04
花林糖
22
(図書館本)躍動感のある大胆な絵が素晴らしい。カメ・ウサギ・その他の動物達がお洒落で可愛い。最後のウサギとカメの絵・裏見返しの絵がお気に入り。(購入)2015/10/22
sui
21
ジェリー・ピンクニーさんの絵本は、毎回絵の迫力、絵の持つ力に驚かされる。あとがきを読んで、初めて知りました。彼は失読症でとても苦労された方なんですね。だから絵をみただけで、こんなにストーリーが伝わってくる絵本が描けるんだなーと、妙に納得してしまいました。2016/10/20
ツキノ
19
2013年10月刊。うさぎとかめのみならず、応援する動物たちが帽子や服を身に付けているのは「鮮やかな絵本にしたいと思っていたから」とのこと。負けたうさぎ、最後があっぱれ(見返しまで話がつづいている)(E14-525)。2021/01/15