内容説明
1963年8月28日、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、20万人以上の群衆の前で、力強く演説を行いました。肌の色にかかわりなく、すべての人びとの自由と平等を求める彼の演説は、その後何世代にもわたって老若男女を問わず、すべてのアメリカ人の心の中にこだますることになりました。本書はその演説を絵本にした唯一の作品で、カディール・ネルソンが象徴性に富んだ言葉をみごとな絵でいろどっています。また巻末には、演説の全文がおさめられています。
著者等紹介
キング,ジュニア,マーティン・ルーサー[キング,ジュニア,マーティンルーサー] [King,Jr.,Martin Luther]
1929年、アメリカ、ジョージア州に生まれる。牧師であり、作家であり、活動家であり、アメリカの公民権運動のリーダー。「わたしには夢がある」という彼の演説は、公民権を求める闘いで、決定的な役割を果たした。非暴力主義によって人種差別に立ち向かった功績により1964年、ノーベル平和賞を受賞。1968年、暗殺される。死後も1977年に自由勲章、2004年に議会名誉黄金勲章をおくられる。2011年には首都ワシントンに業績をたたえる国定記念碑が建設された
ネルソン,カディール[ネルソン,カディール] [Nelson,Kadir]
絵本作家。キャロル・ボストン・ウェザフォードが文章を書いたMoses:When Harriet Tubman Led Her People to Freedom(未訳)と、エレン・レヴァインが文章を書いた『ヘンリー・ブラウンの誕生日』(鈴木出版)で、コルデコット賞銀賞を受ける。また、We Are the Ship:The Story of Negro League Baseball(未訳)でロバート・F・サイバート賞とコレッタ・スコット・キング賞銀賞を受け、Heart and Soul:The Story of America and African Americans(未訳)でコルデコット賞銀賞とコレッタ・スコット・キング賞を受けている
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京都に生まれる。編集者、翻訳家。現在、青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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