おじいちゃんのもうふ

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784895728119
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

ジョセフがうまれたとき、おじいちゃんはてづくりのそれはすてきなもうふをくれました。それからおじいちゃんのもうふは、いつでもジョセフといっしょでした。ぬいぐるみよりもなによりも、ジョセフはもうふがすきで、どこにいくにももっていきました。ところが、あるばん…。

著者等紹介

ブロック,ミュリエル[ブロック,ミュリエル][Bloch,Muriel]
大学で近代文学と映画を学ぶ。ポンピドー・センターでひらいた子ども向けワークショップをきっかけに、フランスのみならず世界中でお話をしてまわるようになる。現在、ストーリーテラーとして活躍。パリ在住

ジョリヴェ,ジョエル[ジョリヴェ,ジョエル][Jolivet,Joe¨lle]
フランスのヴァル=ド=マルヌに生まれる。応用美術の学校でグラフィックデザインと広告を学ぶ。版画と印刷にずっと興味があったため、美術大学で1年間、リトグラフを学ぶ。数多くの絵本を出版するほか、小説のカバーや新聞、雑誌のイラストも手がける。パリ郊外のイヴリー=シュル=セーヌ在住

ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。埼玉県に生まれる。上智大学文学部フランス文学科卒業。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務などを経て、翻訳家として活躍。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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わむう

24
ユダヤ人の民話をもとに書かれた絵本。ジョセフが生まれた時に、おじいちゃんから贈られた毛布。ぬいぐるみよりも何よりも大切なジョセフの宝物。いつも肌身離さず持っている。ある日、お母さんに勝手に捨てられてしまう。ジョセフはこっそりそれを拾って、おじいちゃんの所に持っていくと上着にリメイクしてくれる。それも小さくなったら今度はネクタイに。その次はハンカチに。それも痛んだらボタンに作り直してくれる。おじいちゃんと孫の絆の物語。毛布冥利につきますね。2020/09/03

メープル

18
おじいちゃんのコート、ヨセフのだいじなコートと読み比べ。おじいちゃんのコートのお話も絵も好きなのだけど、終わりはこちらの方が好きかも。最後のページ娘が「おばけがいるー」と…。おじいちゃんの影が私には温かく感じました。お話もしっかりしてるのでこちらは高学年に良いかなぁ。2022/09/20

マツユキ

13
ジョゼフは、赤ちゃんの頃におじいちゃんからもらった毛布をずっと大事にしていたが…。仕立て屋のおじいちゃんのアイデアで生まれ変わった毛布。最後には…。ジョゼフ、そこまでやらなくても…。そこまでしないと、お話しにならないのね。お母さんも寛大だ。2021/11/17

じょうこ

10
風変りな絵本『365まいにちペンギン』(絵ジョエル・ジョリビエさん・仏)の色づかいが気になっていて、この絵本に出会えました。話も絵も大好き!黒がうまく使われていて、山吹色やターコイズブルーが引き立ちます。お話はいわゆる「おじいちゃん」もの。祖父と孫息子の間には独特のツーカーが生まれるようですね。子の成長過程にとって、おじいちゃんの存在って大きそう!祖母や母親がその関係を阻止しないことが必要ね(笑)。見返しが青海波模様で、これは原書どおりなのかな?日本語版だけなのかな?2021/10/18

遠い日

10
ユダヤの昔話。物を大切にするユダヤらしいお話。『おじいちゃんのコート』を思い出します。ジョゼフが誕生の際におじいちゃんからお祝いにもらった毛布。大好きで、どうしても手放せない。ボロボロの毛布をお母さんは毛嫌いするけれど、仕立て屋のおじいちゃんにかかれば、変身させてくれる。そういう信頼もほほえましい。一枚の毛布がジョゼフの成長とともに形を変えながら、共にあり続けることのすばらしさ。なくなっても、お話に落とし込めるほど付き合ったジョゼフは、いろんなことを毛布からもらったのでしょうね。2021/02/27

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