内容説明
アメリカ新大陸の発見はポップコーンの新たな歴史のはじまりだった!?ポップコーンの“おいしい”ひみつを大公開。
著者等紹介
デ・パオラ,トミー[デパオラ,トミー][DePaola,Tomie]
1934年、アメリカのコネチカット州生まれ。ブルックリンのプラット・インスティテュートで学んだあと、カリフォルニア芸術工芸大学に進み美術学修士号を取得した。これまでに200冊を超える絵本を発表し、アメリカでもっとも人気のある絵本作家のひとりとして今も活躍し続けている
福本友美子[フクモトユミコ]
慶応義塾大学で図書館情報学を学ぶ。卒業後は公立図書館に勤務し、主に児童サービスに携った。現在はフリーで児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをしている
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感想・レビュー
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chiaki
37
トミー・デ・パオラの絵に惹かれて。兄弟のかたっぽが、一生懸命ポップコーンの歴史や調理・保存方法、種類などを調べている傍らで、もうかたっぽは淡々とポップコーンを作り続ける構成…笑 目から鱗のポップコーンのあれこれ!少なくとも5600年前から存在していたとはその歴史の古さに驚愕。世界でも圧倒的な消費量を誇るのはやっぱりあの国!アメリカ先住民のポップコーンに纏わる言い伝えや、アメリカ中西部のおかしなおはなしもとても可愛い♡確かに空から降ってきたら雪みたいだよね。塩バター味食べたくなる!!! 2021/03/15
どあら
21
図書館で借りて読了。ポップコーンの歴史を改めて知りました。ディズニーのポップコーンが食べたくなっちゃいました(7分23秒、高学年)2019/07/07
小夜風
18
【小学校】お腹の空いた子どもたちがポップコーンを作って食べるお話…かと思いきや、ポップコーンの歴史について学べる絵本でした♪アメリカ先住民は何千年も前からポップコーンを知っていたそう!ポップコーンにそんな長い歴史があったとは!弾けなくて残った粒は「売れ残り」と言うんですって。2014/09/11
遠い日
16
トミー・デ・パオラの絵を求めて。ポップコーンを作りながら、その由来や歴史をやさしく学べる。ポップコーンの歴史は思いのほか古くてびっくり。人間は食べることへの飽くなき工夫をしてきたのだなと感じる。そして、お決まりの、食べ物絵本の着地点。ポップコーンを食べたくなる!2015/12/21
うとうと
6
ポップコーンの興味深いお話。 ポップコーンの歴史はかなり古く、アメリカ・ニューメキシコ州では5600年前のポップコーンが発見されているとか。 アメリカ先住民の言い伝えが面白い。「ポップコーンの一粒一粒には小さな悪魔が住んでいて、家があつくなるとかんかんに怒って飛び出してくる」。 生産量、消費量からみても、とにかくアメリカの国民食なんだね。2020/11/12