内容説明
北極探検には、そりとハスキー犬がいる。しかし、わしは愛犬のルーをつれていくことにした。ルーがこういったのでな。「あたしの一族は、北極むきなのよ」ゴルフバックに荷物をすべてつみこむと、そっと家をでて、「シズマン号」という名の船にのりこんだ。北極にむけて、いざ出発。
著者等紹介
ホース,ハリー[ホース,ハリー][Horse,Harry]
1960年、イングランド中南部の都市、コベントリーに生まれる。現在、妻のマンディーと愛犬のルー(!)といっしょに、スコットランド高地にある、昔は学校だったという家に住んでいる。「スコットランド・オン・サンデー」紙で政治マンガを描く一方、物語や絵本、挿し絵など、手がけた子どもの本は30冊以上にものぼる。代表作に、絵本“A Friend for Little Bear”、ルーが活躍する3冊の物語“The Last Cowboys”、“The Last Gold Diggers”(1998年度スマーティーズ賞受賞)などがある
千葉茂樹[シバシゲキ]
1959年、北海道に生まれる。国際基督教大学卒業。出版社に勤務し、児童書の編集に携わった。その後、北海道当別町に居を移し、フリーの翻訳者として活躍
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感想・レビュー
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timeturner
3
途中にいろいろありすぎるせいか、最後のところで盛り上がらない。なんだかアンチクライマックス。2014/02/10
はゆ
2
スコットランドの作家、ハリーホースの絵本。おじいさんと愛犬ルーがシロクマを探すため冒険にでるお話。キャラクターの性格が味があっていいなと思った。物語なので、文も少し長め。絵が繊細で綺麗なので、大人も楽しめると思う。犬のルーは、作者の愛犬ルーがモデル。2017/09/19
Mo_oM
1
ちょっとゴチャゴチャしてるけど、ルーがかわいい。2015/01/07
けいねこ
1
ある日、おじいちゃんは思ったんだって。動物園のシロクマはかわいそうすぎる。シロクマを見るなら、北極だ! というわけで、おじいちゃんは、犬のルーをおともに(お供というよりお友だね)、ゴルフバックを引っぱって、北極(おじいちゃんは、あくまでも『北極』と主張しているらしい)探検に出発! おじいちゃんとルーのとぼけた会話がおかしいです。ルーが出てくるお話がほかにもあるけれど、日本では出ていないみたい。ぜひ、読みたいものです。2012/10/17
きゅー
1
なんというか、全体的にツッコミどころが多くて楽しい。 どう見てもおじいちゃんなのにいきなり北極探検行っちゃうとか、『ソリとハスキー犬が目の球が飛び出るほど高い』って妙にリアルだったりとか、ストーリーにも遊びがあるし、絵でもかなり遊んでる感じがして、とにかく楽しかった。2012/12/12