内容説明
としおくんはゆきちゃんのことがだいすきなんだけど、ゆきちゃんはとしおくんのことがすきじゃなくて…
著者等紹介
ねじめ正一[ネジメショウイチ]
1948年生まれ。詩人、小説家。詩集『ふ』(櫓人出版会)で第31回H氏賞受賞。小説『高円寺純情商店街』(新潮社)で第101回直木賞受賞
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年生まれ。絵本作家、イラストレーター。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で第19回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
22
絵本。高畠那生さんの原画展で読みました。としおくんが健気。好きになった女の子のためなら、虫になれるんだね。低学年より高学年の方が笑ってくれるかな?2018/09/22
こふみ
20
ねじめ正一さんの絵本。大好きな女の子に振り向いてもらう為、虫にまでなって気を引くのに、最後は・・ としおくんを思わず応援してしまいます。2020/01/16
ヒラP@ehon.gohon
20
好きな女の子の前で、道化師になったり虫になったり、精一杯のパフォーマンスで自分を売り込もうとする、健気な男だましい、よーくわかります。 それに関心を持ってくれる女の子の嬉しさも何となくわかるのだけど、あまり好きではなかったら、男の子が普通に戻ったら、元の自分に戻ってしまうのですね。 自分にも思い出があるけれど、ねじめさんの実感がこもっていて、としおくんんのような子どもだったのかなと、親しみを覚えました。 ゆきちゃんは今どうしているのでしょうね。2018/05/04
つき
12
身近にいる人たちと名前が被ってて、読みながら笑いが止まらなかった 笑 しかしとしおくん、完全変態だったのね。2018/08/21
いっちゃん
11
え?もう少し虫でいればよかったの?そんなアホな。2018/05/28