クリスマス・キャロル

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  • サイズ A4判/高さ 28cm
  • 商品コード 9784895722070
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

その日、よりにもよって一年の中でいちばんすてきなクリスマス・イブに、スクルージは事務所で仕事をしていた。そこへ、おいのフレッドがやってきた。「クリスマスおめでとう、おじさん!」「ふん、ばかばかしい」スクルージは、やさしい心のかけらもない、がんこな老人だった。「わたしの好きなようにできるなら、『クリスマスおめでとう』などと言ってまわるような愚か者は、グツグツにこんで、ヒイラギの枝をブスリとさして、土の下にうめてやるところだ!」ところがその夜から、スクルージの前に、三人の幽霊があらわれて―小学生のうちに読みたい名作。

著者等紹介

ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ] [Dickens,Charles]
1812‐1870。イギリスの小説家。イギリス、ハンプシャー州のポーツマス郊外に生まれ、のちロンドンに移住した。家が貧しかったため学校にはほとんど通えず、少年の頃から働きに出た。新聞記者を経て作家となり、貧しくもたくましい庶民の姿を生き生きと描いた

ヘルキスト,ブレット[ヘルキスト,ブレット] [Helquist,Brett]
漫画家、イラストレーター。アメリカ、アリゾナ州に生まれ、ユタ州で育つ。子どもの頃から漫画に親しみ、ブリガム・ヤング大学で美術を学んだ。現在は、子ども向けの雑誌やニューヨークタイムズに漫画やイラストを描いたり、本の挿し絵を描いたりしている

三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家。東京都に生まれる。聖心女子大学英語英文学科卒業。白百合女子大学大学院児童文化学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

87
チャールズ・ディケンズ「クリスマス・キャロル」の絵本。頑固な老人エビニーザ・スクルージが、3人の幽霊に出会い、「スクルージさんほどクリスマスを楽しく祝える人はいない」と言われるほど変わりました、というお話し。どこかで聞いたことがあるような、ないような。深い眠りに落ちていたので、夢での話しではないのかな?表紙のイラストと、最後の方の顔つきの変わりようがあまりに露骨です。あちらの国では、クリスマスに見る夢が日本でいうお正月の初夢に当たるのでしょうか。2021/12/07

たかこ

48
わけあって、クリスマス・キャロルを読もうと思っているのだけど、たくさんの日本語訳がある中で、今はほんの少しの時間だけで読みたかったので絵本で。絵本も何種類もあるけれど、この挿絵はスクルージがにらみをきかせている。何が幸せって死んでからでは遅いんだよね。死んじゃったマーレイがヒントをくれる。幽霊が教えてくれた場面からスクルージが気づきを得るところ、あっさり「改心」してしまうのが絵本だと読んでいて気持ち良い。今気づいて行動を起こせば、未来は変えられる。2022/09/28

どあら

40
図書館で借りて読了。ずっと前から読みたかった絵本です❢ スクルージの表情が、最初と最後では全く違ってた☺️2021/05/07

鴨ミール

37
クリスマス・キャロルのお話を、読み聞かせに使えそうな絵本で探して見つけました。 このお話を絵本にするのは難解だったと思うけれど、うまくまとまっていますね。これなら、お話会に使えるかも。あとは、どのくらいの時間で読めるかです。2023/09/19

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

25
ディケンズの名作が絵本になっていました。頑固で優しさの欠片もない老人エビニーザ・スクルージ。クリスマスを祝うことすら無駄なことと考えている彼のところに、3人の幽霊が現れます。過去・現在・未来の自分と自分の周りを知る事で、彼は未来は変えられる!と生き方を見直します。見返しからすぐ始まるおはなしは、絵にも迫力があり見応えたっぷりです。 【SDGs8 働きがいも経済成長も(仕事 職業 卸商・商人)】 池袋のジュンク堂の冊子で知ったブックサンタ!紹介されている本。来年は登録しよう!2020/04/12

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