内容説明
その日、よりにもよって一年の中でいちばんすてきなクリスマス・イブに、スクルージは事務所で仕事をしていた。そこへ、おいのフレッドがやってきた。「クリスマスおめでとう、おじさん!」「ふん、ばかばかしい」スクルージは、やさしい心のかけらもない、がんこな老人だった。「わたしの好きなようにできるなら、『クリスマスおめでとう』などと言ってまわるような愚か者は、グツグツにこんで、ヒイラギの枝をブスリとさして、土の下にうめてやるところだ!」ところがその夜から、スクルージの前に、三人の幽霊があらわれて―小学生のうちに読みたい名作。
著者等紹介
ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ] [Dickens,Charles]
1812‐1870。イギリスの小説家。イギリス、ハンプシャー州のポーツマス郊外に生まれ、のちロンドンに移住した。家が貧しかったため学校にはほとんど通えず、少年の頃から働きに出た。新聞記者を経て作家となり、貧しくもたくましい庶民の姿を生き生きと描いた
ヘルキスト,ブレット[ヘルキスト,ブレット] [Helquist,Brett]
漫画家、イラストレーター。アメリカ、アリゾナ州に生まれ、ユタ州で育つ。子どもの頃から漫画に親しみ、ブリガム・ヤング大学で美術を学んだ。現在は、子ども向けの雑誌やニューヨークタイムズに漫画やイラストを描いたり、本の挿し絵を描いたりしている
三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家。東京都に生まれる。聖心女子大学英語英文学科卒業。白百合女子大学大学院児童文化学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく