出版社内容情報
《内容》 代表的機器のGamma UnitやX線定位的治療法、PRS、重粒子線治療等多様な放射線治療の原理、治療計画、適応、方法、臨床上の有効性などについて図説形式でわかりやすく解説。 《目次》 脳神経外科Advanced Practice 第1巻定位的放射線治療I.Gamma Unit1. 治療計画2. 脳動静脈奇形3. 聴神経鞘腫4. 髄膜腫5. 下垂体腺腫6. グリオーマ7. 転移性脳腫瘍8. 三叉神経痛9. 機能的疾患II.X線Stereotactic Radiosurgery1. 機器の種類と適応2. 転移性脳腫瘍3. 脳動静脈奇形4. サイバーナイフ5. 三次元静的多門照射6. SMARTIII.Photon Radiosurgery SystemIV.重粒子線治療1. HIMAC2. 脳腫瘍V.陽子線治療VI.腔内照射法VII.術中照射法
内容説明
本書は、神経外科医が多様な放射線治療の原理、方法、臨床上の有効性などについて広く理解し、正しい適応を選ぶために書かれたものです。放射線治療は20世紀初頭から脳腫ようの治療に大きな貢献を果してきましたが、特に最近の30年間に定位的局所放射線治療法によって、病巣のみに正確に、かつ集中的に放射線を照射する技術が、臨床に広く用いられるようになってきました。放射線治療の機器もisotopeを用いる腔内照射法やphoton radiosurgery system(PRS)のような小さな機器から、重粒子線治療のように国家的プロジェクトによって設置されたシンクロトロンによる治療法のような巨大な施設を必要とするもの迄さまざまです。一方、放射線治療に伴う放射線被曝を防御するため、厳重な設備を要するものから、比較的簡単で安全な方法迄さまざまです。
目次
1 Gamma Unit
2 X線Stereotactic Radiosurgery
3 Photon Radiosurgery System
4 重粒子線治療
5 陽子線治療
6 腔内照射法
7 術中照射法