出版社内容情報
《内容》 脳神経外科疾患を有する患者の来院から診断―治療法決定―手術を含む治療―術後（治療後）管理―退院に至るまでの間に行う検査・処置を具体的に解説したマニュアル書。術前・術中・術後に注意すべき事項を網羅した脳神経外科医必携の一冊。 《目次》 1. 脳血管障害 脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血 脳内出血（高血圧性・特発性） 脳動静脈奇形－手術療法 もやもや病 脳梗塞－内科的治療 脳梗塞－外科的治療 頸動脈病変 2. 脳腫瘍 脳実質性悪性腫瘍－テント上腫瘍（大脳） 脳実質性悪性腫瘍－テント下腫瘍（小脳・脳幹・第四脳室） 間脳・下垂体腫瘍 聴神経腫瘍 頭蓋底腫瘍 転移性脳腫瘍 放射線治療・化学療法 特殊診断法 脳腫瘍の遺伝子異常検索の意義 3. 頭部外傷 総論 急性硬膜外血腫 急性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫（成人型） 脳挫傷 外傷性脳内出血 外傷性くも膜下出血 広範性脳損傷 骨折・髄液漏 小児の外傷 外傷性てんかん－開頭術後，予防的抗てんかん薬投与の適応と実際 脳低温療法 4. 脊髄・脊椎疾患 5. 小児（新生児・乳児） 総論 水頭症 先天性疾患 血管疾患 頭部外傷 脊髄・脊椎疾患 小児頭蓋内感染症 先天性疾患の遺伝子検索の意義 6. 感染症 抗生物質の使い方の原則 全身の術後感染症 中枢神経系の炎症性疾患 7. 症候 痙攣 頭痛 三叉神経痛・顔面痙攣 意識障害と脳ヘルニア 術中静脈損傷 電解質異常 DIC・悪性高熱症・悪性症候群・輸血後合併症 術後肺塞栓症 8. てんかんの外科 9. 救急疾患 救急処置 人工呼吸器の使い方 10. 検査・治療 血管撮影 血管内手術 ガンマナイフ治療 内視鏡治療（腫瘍・水頭症） 定位的脳手術・CT・MRIガイド下手術
内容説明
脳神経外科の周術期管理方法についてまとめたもの。脳の障害、症状で分類し配列。各項目については検査法と手術および手術前後の処置、症例等についてまとめる。巻末に五十音順の事項索引を付す。
目次
１ 脳血管障害
２ 脳腫瘍
３ 頭部外傷
４ 脊髄・脊椎疾患
５ 小児（新生児・乳児）
６ 感染症
７ 症候
８ てんかんの外科
９ 救急疾患
１０ 検査・治療
著者等紹介
田村晃［タムラアキラ］
帝京大学医学部脳神経外科教授
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