出版社内容情報
《内容》 手術に必要な解剖学、器械器具の知識、術前準備等から、眼科手術に関連して必要と思われる眼光学、眼炎症学、眼微生物学まで、手術前に知っておくべき知識をまとめた一冊。 《目次》 ES Now illustrated No.18 眼科手術の必須知識 I .手術に必要な解剖 角結膜 山上 聡 水晶体核および皮質 柴 琢也 角膜輪部,隅角,虹彩,毛様体 庄司信行 網膜硝子体 鳥井秀雄 眼瞼 湯口琢磨 涙道 児玉俊夫 眼筋,眼球 佐藤美保 眼窩 児玉俊夫 II.準備 手洗い,消毒,ドレーピング 清水直子・大木孝太郎 球後麻酔と眼球周囲麻酔 石本聖一 Tenon嚢麻酔,点眼麻酔,前房内麻酔 杉浦 毅 瞬目麻酔 加藤 聡 その他の神経ブロック 廣辻徳彦・中島正之 眼瞼皮膚・眼瞼結膜麻酔 尾関年則 ソフトアイ,外眥切開 寄井秀樹 III.器具 開瞼器 福山 誠 剪刀 藤嶋研二 鑷子 溝上志朗 ナイフ 石井 清 針と糸 山西茂喜 眼内レンズ鑷子・フック 永原 幸 手術用顕微鏡 黒坂大次郎 超音波白内障手術装置 陰山俊之・谷口重雄 角膜手術用特殊器具 後藤 晋 緑内障手術用特殊器具 早川和久 硝子体手術装置 平岡智之 網膜硝子体手術用特殊器具 中田 亙・日下俊次 眼瞼手術用特殊器具 後藤 浩 APPENDIX-手術に関連した基礎知識 眼光学 細畠 淳・不二門 尚 眼炎症学 宮本和久 眼微生物学 秦野 寛・鎌田光二
内容説明
本書では、すべての眼科手術医が身につけていなければならない基本知識をまとめてシリーズを結ぶべく、「眼科手術の必須知識」というテーマを選び、解剖学とはやや趣が異なる。本書では、眼科手術を前提とし、既存の解剖図に囚われることなく、手術のコツに繋がるような解剖学のポイントをまとめていただいた。手術の準備としては、手洗いから消毒、麻酔まで、周手術操作といえる部分の知識をまとめた。器具編では、すべての器具をカタログ的に網羅することは出来ないので、現代の眼科手術に使用される代表的なものを選択していただき、それに対する解説をお願いした。
目次
1 手術に必要な解剖(角結膜;水晶体核および皮質;角膜輪部、隅角、虹彩、毛様体 ほか)
2 準備(手洗い、消毒、ドレーピング;球後麻酔と眼球周囲麻酔;Tenon嚢麻酔、点眼麻酔、前房内麻酔 ほか)
3 器具(開瞼器;剪刀;鑷子 ほか)
著者等紹介
大橋裕一[オオハシユウイチ]
愛媛大学医学部眼科教授
大鹿哲郎[オオシカテツロウ]
東京大学医学部眼科助教授
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