出版社内容情報
《内容》 摂食嚥下障害を呈する高齢患者の食事介護・摂食訓練を行うに当たってどのように動けばよいかを、ベッドサイド業務に則してまとめた実践的看護マニュアル。 《目次》 誤嚥の定義と臨床上の問題点 誤嚥とは何か 誤嚥がなぜ問題か?誤嚥を呈しやすい病態および代表的な原因疾患誤嚥の診断 ベッドサイドで観察可能な誤嚥のサイン 誤嚥が疑われた場合の対応 嚥下機能の評価ベッドサイドにおける誤嚥予防対策 食事介助 食材の工夫口腔ケア薬剤の服用指導 高齢者への投薬上の注意 服薬の仕方在宅へ向けての介護者・家族指導 家族指導 緊急時の対処の仕方嚥下訓練/ベッドサイドで実施される嚥下訓練の実際 摂食・嚥下に対する訓練経管栄養 主要な経管栄養法 間歇的経口食道経管栄養法 内視鏡的胃瘻造設術 内視鏡的胃瘻導入基準 胃瘻造設術前後の看護 経管栄養の投与老人医療センターにおける嚥下障害診療体制胃瘻のクリティカルパス
内容説明
本書は、嚥下障害患者に直面した主治医や看護スタッフに利用していただきたいという観点から、ベッドサイドでも可能な評価方法や留意事項、嚥下訓練法などを中心に記載しました。内容は、嚥下障害患者に直面した医療スタッフがベッドサイドですぐチェックし、実践できる項目がほとんどです。また、口腔ケアや食事の介助、リスク管理などは、それぞれの専門科領域の立場から随所に記載されていますが、これはベッドサイドにおいても最も基本的な留意事項としてスタッフ全員が十分に理解しておくべき項目です。
目次
誤嚥の定義と臨床上の問題点
誤嚥を呈しやすい病態および代表的な原因疾患
誤嚥の診断
ベッドサイドにおける誤嚥予防対策
口腔ケア
薬剤の服用指導
在宅へ向けての介護者・家族指導
嚥下訓練/ベッドサイドで実施される嚥下訓練の実際
経管栄養
老人医療センターにおける嚥下障害診療体制
胃瘻のクリティカルパス