出版社内容情報
《内容》 産科学における疾患・症状、正常生理の科学的裏付けとなるメカニズムや分子生物学的トピックスを解説しながら、診断・治療の根拠をそれに基づく管理・治療法等をまとめた。インフォームドコンセントや患者のQOLにも役立つ一冊。研修医には、臨床・基礎両面の研究指針の基盤として利用できる教科書。 《目次》 産科学の基礎と展開／症候論／異常妊娠と異常分娩／合併症妊娠／胎児異常／産褥期
内容説明
現在、臨床医は、ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙばかりではなく、その診療の裏づけとなるｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃな面にも目を向け、その上で科学的根拠に基づいた臨床を目指さなければならない時期に来ている。本書は、研修医を含むこれからの若い医師にとっては多角的な研究指針の基盤となり、一般臨床医にとっては根拠ある診断・治療を行うための“ｅｖｉｄｅｎｃｅ”となる、ｍｅｄｉｃａｌ ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎを希求する産婦人科医のコンセンサスである。
目次
合併症妊娠（心・血管疾患；呼吸器疾患；消化器疾患―肝、胆、膵疾患 ほか）
胎児異常（胎児形態異常；胎児水腫・腔水症；ＩＵＧＲ ほか）
産褥期（産褥の管理と検診；乳汁分泌の促進と抑制；精神神経症状とその管理―マタニティーブルーズを中心に）〔ほか〕
