出版社内容情報
《内容》 数多くの大規模臨床試験や、分子生物学的アプローチによる病態解明とともに、今までの経験やカンに頼らず、科学的根拠に基づく診断・治療を推奨する最新の臨床糖尿病学。 《目次》 糖尿病とはどのような疾患か 糖尿病とは何か/他病態から診断を考える 糖尿病患者の診察の進め方/IDDMの成因と病態/他 科学的な根拠に基づき治療を考える IGTの病態と管理/糖尿病のコントロールの指標と評価/食事療法の理論と実際/他
内容説明
本書の特徴は、“糖尿病の診断・治療に関するEvidence‐based medicine”というキーワードを提示し、糖尿病の診療をできるだけ科学的根拠に基づいてすすめることができるようにという願いにささえられていることである。特に、糖尿病をどう診断し病型分類するか?、糖尿病の薬物治療開始の基準は?、糖尿病の血糖コントロールの基準は?、糖尿病の治療手段選択の基準は?、など日々の糖尿病診療のうえで誰もがつき当たる基本的な問題について、科学的根拠のあるコンセンサスのある場合にはそれを提示し、またコンセンサスのない場合には両論を併記するよう努めた。
目次
1 糖尿病とはどのような疾患か(糖尿病とは何か;インスリン生合成・分泌の障害 ほか)
2 病態から診断を考える(糖尿病患者の診察の進め方;糖尿病とその診断の進め方 ほか)
3 科学的な根拠に基づき治療を考える(IGTの病態と管理;ブドウ糖毒性とインスリン分泌/抵抗性 ほか)