出版社内容情報
《内容》 生命倫理の面で問題となるケースの多い出生前診断や、その多くがいまだ研究段階にある胎児治療について、具体的手技だけでなくインフォームドコンセントの面からも解説。 《目次》 出生前診断 総論・出生前診断と生命倫理 生命倫理の基本原則 出生前診断の倫理的問題 出生前診断の変遷と倫理的対応の変化 母体血清マーカー 母胎血清中AFP,free βhCG,E3による胎児の21トリソミー スクリーニング 母体血清マーカーによるその他の胎児異常のスクリーニング 胎児超音波1-頭頸部 超音波機器の開発と胎児画像診断 胎児頸部形態と染色体異常 胎児脊椎部の正常と異常 胎児顔面の正常と異常 胎児脳の正常像 胎児脳の異常像 胎児画像診断と両親への対応 胎児超音波2-躯幹部,四肢ほか 胎児躯幹部 胎児四肢 その他の所見 胎児細胞 母体血中の胎児細胞をめぐる疑問,課題とは? 母体血中に出現する胎児有核細胞とは? 胎児細胞はいつから,どれくらい出現するか? 胎児有核細胞をどのように回収するか? 回収した細胞をどのように分析するか? われわれのストラテジーと手法 アメリカの現状 近未来モデル 今後の課題 受精卵 着床前遺伝子診断の位置づけ 着床前遺伝子診断の歴史 日本産科婦人科学会のガイドライン 適応 胚および極体生検法 遺伝子診断法 疾患診断例Duchenne型筋ジストロフィー 世界の現状と方向性 絨毛 絨毛採取技術の変遷 胎児発生学的にみた胎盤絨毛 胎盤絨毛の組織学的特徴 胎盤絨毛採取法 胎盤絨毛採取の適応 双胎妊娠の場合 安全性に関する検討 絨毛採取の合併症 絨毛診断の精度 羊水 羊水 羊水を用いた出生前診断の歴史 羊水出生前診断の意義 検査を行う対象となる疾患indication 羊水穿刺の実際 副作用などの問題点 genemic amniocentesisの実施状況 産科医療における羊水出生前診断の将来 胎児血 胎児採血方法の実際 胎児血による出生前診断 胎児皮膚 遺伝性皮膚疾患と出生前診断の歴史 胎児皮膚の発生 胎児皮膚生検法 皮膚科領域の出生前診断の現状 表皮水疱症の出生前診断 チロシナーゼ陰性型眼皮膚白皮症(OCA1A)の出生前診断 道化師様魚鱗癬の出生前診断胎児治療 総論・胎児治療の現状 胎児治療と社会的認知 胎児治療を支える技術的背景 胎児治療,日本の現況 胎児輸血 胎児輸血を含む侵襲的胎児治療の現況 胎児輸血の適応 胎児輸血の方法 胎児輸血と胎児交換輸血 胎児輸血の時期 胎児輸血の実際 両親へのサポート 分娩の時期と様式 胎児水腫 胎児水腫における胎児治療 原疾患別にみた胎児治療 胎児不整脈 胎児不整脈の胎内診断の意義 胎児不整脈の診断方法 各胎児不整脈の診断と胎内治療 胎児尿路閉鎖 尿路閉鎖シャント手術の適応 胎児腎機能の推定 尿路シャント術の手技 八光ダブルバスケットを用いたときのマニュアル ファントームシミュレータ Open Fetal Surgery 双胎間輸血症候群 TTTSの病態 診断 治療 胎児手術 意義・適応 対象疾患と胎児手術による治療の実際 胎児感染症-胎児治療の可能性 胎児感染症の特徴と分類 胎児感染症の診断 胎児感染症の治療総論 胎児感染症の治療各論 胎児感染症への課題 胎児造血幹細胞移植 遺伝性疾患に対する出生後骨髄移植の問題点 胎児造血系の発達とドナー・レシピエントとしての胎児 動物実験での成績 ヒトでの胎児造血幹細胞移植 造血幹細胞バンク 胎児造血幹細胞移植にかかわる倫理的問題 胎児と生命倫理 医学の発達と新たな倫理問題の登場 強制的な帝王切開は違法....アンジェラ・カーダー事件 最も基本的な人権としての身体の自由 最終的な決定者は妊娠している女性 妊娠している女性こそ,胎児の利益についての最善の判断者 強制は良好な医師と患者の関係を破壊する 望まれる女性への信頼とサポート
内容説明
「出生前診断と胎児治療」は小児科学や小児外科学、分子生物学や生命倫理学を巻き込んで21世紀に向かって大きな変革を遂げていく最新の医療分野である。本書では産科治療の進歩を図説によって解説し、きわめて具体的に診療の改善に資することを目的とした。
目次
出生前診断(総論・出生前診断と生命倫理;母体血清マーカー;胎児超音波(頭頸部;躯幹部、四肢ほか)
胎児細胞 ほか)
胎児治療(総論・胎児治療の現状;胎児輸血;胎児水腫;胎児不整脈 ほか)
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