内容説明
大正から昭和初期にかけて「水理学」という新しい学問を体系づけ、「耐震工学」という前人未到の学問分野を開拓した、土木工学の父と呼ばれる人物の生涯を活写。生い立ちから人となり、そして学問の軌跡、年譜までを収載する。
目次
第1章 物部長穂の生い立ち
第2章 物部長穂の人となり
第3章 水理学の功績
第4章 耐震工学の功績
第5章 近代化への行政組織と高等教育
第6章 河川行政の整備
第7章 科学と技術
著者等紹介
川村公一[カワムラコウイチ]
1950年生まれ。東京理科大学理学部物理学科卒業、秋田大学大学院工学資源学研究科後期博士課程修了。建設省、国土交通省土木研究所河川部、秋田河川国道事務所、湯沢河川国道事務所、能代河川国道事務所、森吉山ダム工事事務所など。現在、創和技術(株)技術管理職。博士(工学)、技術士(建設部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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