内容説明
斬新なアイディアと行動力で新しい食の仕組みを次々に作り出した市民運動が秋田にあった。全国の地産地消ブームに火をつけた活動の秘密とは?
目次
第1章 「チサンチショウ」ってどう書くんですか?(谷口、呼びかけ文を送る;アメリカへ ほか)
第2章 「食と農のNPO」をめざして(加藤哲夫さんと運命の出会い;「地域の食文化」を掘り下げる ほか)
第3章 秋田発 食と農をつなぐ仕組みづくり(「地域の食のコミュニティ」を作ろう;地産地消の料理教室 ほか)
第4章 地産地消の思いを次世代に受け継ぐ(第二の曲がり角;市民の力で男鹿を元気に ほか)
第5章 会員の活動から(暮らしをつくる「たまごの会」;米からはじまる酒造り ほか)
著者等紹介
谷口吉光[タニグチヨシミツ]
社会学者、市民運動家。1956年東京生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程修了。秋田県立大学教授、NPO法人地産地消を進める会代表理事。専門は環境社会学、食と農の社会学。農・食・環境に関わる幅広い問題について、地域の人々と一緒に問題解決に取り組んでいる。NPO法人はちろうプロジェクト副代表理事、NPO法人あきた地域資源ネットワーク理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。