内容説明
民謡王国・秋田の支柱だった三味線名人の波乱に満ちた生涯を活写。厳しい芸の求道者、指導者としての側面を、知られざるエピソードで綴る初の評伝。
目次
慕う鴬
絃の魂
金浦の三味線弾き
「林之一」流三味線
肋膜炎
旅立ち
荒修業
県外へ飛翔
ニシン場巡り
樺太巡業
梅若の誕生
晴れて結婚
内弟子
その後
著者等紹介
倉田耕一[クラタコウイチ]
昭和27年9月、秋田市(旧河辺町)生まれ。仙台市内の大学卒業後、秋田市内の病院勤務、業界紙記者を経て昭和63年10月から全国紙(産経新聞)の記者。秋田支局、水戸支局、各通信部、東京本社編集管理部を最後に平成21年12月末、産経新聞社を退職。平成22年夏、ノンフィクション「土門拳が封印した写真―鬼才と予科練生の知られざる交流―」(新人物往来社)を刊行。現在、茨城県かすみがうら市から委嘱され、同市補助金等審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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