内容説明
バードをテーマにイベントや町興しを仕掛ける人たち。バードに魅せられた地域や団体を訪ね、「日本奥地紀行」の今昔をルポ。
目次
自転車と徒歩での“おっかけ人”
バードが結び出会い
会津の旅を再現した人
市野峠の道
焼山(八木山)宿の旧郷頭屋敷
「イザベラ・バード定食」の店
新潟で出会った人々
渡邉家屋敷前での立ち話
十三峠を“掘り起す”人たち
小松(山形県川西町)での失態
上山の庭と庭師たちの取組〔ほか〕
著者等紹介
伊藤孝博[イトウタカヒロ]
1948年、福島県福島市生まれ。通信社記者を経て、1984年から山形県米沢市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yyrn
24
146年前の明治11年に来日して、日本各地を旅した英国人女性イザベラ・バードに触発される日本人のなんと多いことかと改めて教えらえる本だった。そういう私もリタイアしたらバードが歩いた東北縦断の道のりをぜひとも自転車で辿ってみたいと現在ルートを検討中なので少し参考になった。少しの理由は、本書はバードに触発されて各地で様々な活動(ルートの復活や足跡を辿るツアーの企画、関連資料の収集公開など)を行っている方々の人物紹介に力点がおかれていて、写真はあっても図解がない点が期待を下回ったが、本書は先に刊行された⇒2024/08/01