内容説明
薩長の横暴に抗い、奧羽越列藩同盟の正義を主張した米沢藩士・雲井龍雄。その庄内藩探索をめぐる謎を、丹念な資料(原本)調査と先行研究の再検討で検証するスリリングな歴史ドキュメント。
目次
第1章 分断された日記
第2章 日記と聞き書きの行方
第3章 もう一つの聞き書き
第4章 その後の乙平
第5章 月はいつか
第6章 杉村家の雲井聞き書きは
第7章 定説をくつがえす
著者等紹介
高島真[タカシマシン]
昭和2年3月31日山形市に生まれる。法政大学中退。もと地方公務員。第15回「真壁仁・野の文化賞」受賞(平成12年1月『特高Sの時代』の著作対象)。山形市郷土文化研究会監事
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