日本政治「失敗」の研究―中途半端好みの国民の行方

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895421843
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

内容説明

「日本の近代史を語って、坂野潤治ほど面白い学者は他にいない」―本書は、真の二大政党実現のために、かつての「民政党」に学べと提唱する、近代日本史からの熱きメッセージ。

目次

序章 先人の「失敗」に学ぶ―「常情の国民」と「常情の改革」
第1章 敗者の栄光―日本の社会民主主義
第2章 天皇制と共産主義に抗して―吉野作造
第3章 分権システム下の民主的リーダーシップ―ロンドン軍縮協定
第4章 戦前日本の「平和」と「民主主義」―一九一九~三七年
第5章 戦前日本の「民主化」の最終局面―一九三六~三七年
第6章 天皇側近の敗北と国際連盟脱退―幻の御前会議
終章 理念と政策の共有を―戦前の民政党に学ぶ

著者等紹介

坂野潤治[バンノジュンジ]
1937年、神奈川県横浜市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻博士課程中退。お茶の水女子大学助教授、東京大学教授を経て、現在、千葉大学法経学部教授(東京大学名誉教授)
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感想・レビュー

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mu1059

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明治憲法下での政党政治と民主主義についての詳細。やっぱり憲法改正は必要だな。2008/10/06

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