出版社内容情報
「投薬のタイミングが決まっているのはなぜ?」、
「毎年のワクチンって、本当に必要なの?」、
「ペットにも人間用の医薬品が使われているって本当?」、
といったペット(犬・猫)の薬に関する飼い主さんの疑問に対して、専門家がやさしく解説した一冊。
獣医学・薬理学の専門家がペットの薬に関する疑問をQ&A形式で紹介。
薬が効果を示すしくみや薬の与え方といった基本的な知識、ワクチンなどのペットに不可欠な予防薬や治療薬について取り上げ、飼い主さんが知りたい情報、誤解しがちな情報といったポイントをおさえつつ、専門知識を持たない方でも理解できるようやさしく解説。
【本書のポイント】
●生活の中で学ぶ機会が乏しく、情報も少ないペットの薬についてわかりやすく解説した一冊。
●ペットの薬にまつわる飼い主さんの疑問をQ&A形式で解説。
●獣医学・薬理学の専門家がペットの薬に関する確かな情報を提供。
●薬を定期的に服用する理由やジェネリック医薬品についてなど、ペットだけでなく飼い主さんの生活にも役立つ知識を掲載。
内容説明
前に処方された薬を使っても大丈夫?室内飼育なら予防はいらない?ジェネリック薬と先発医薬品って何が違うの?犬の猫の30の気になる疑問を専門家が徹底解説。飲み薬・点眼薬・皮下注射…薬の正しい与え方がわかる!イラスト・動画付き。
目次
第1章 投薬のこと(動物病院で薬を処方するときにはどんなことを説明してくれるの?;いろんな投薬方法があるのはなぜ?;調剤は自宅でもできる? ほか)
第2章 予防薬のこと(ワクチン接種でどうやって感染症を防ぐの?;ワクチンで予防する必要があるのはどんな病気?;ワクチンの副反応が怖いけど、接種したほうがいい? ほか)
第3章 治療薬のこと(副作用?副効果?ってどういう意味?;処方される薬は動物病院によって違う?;前に処方された薬を使っても大丈夫? ほか)
著者等紹介
金田剛治[カネダタケハル]
獣医師、博士(獣医学)。日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科獣医薬理学研究室教授。日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)獣医畜産学部獣医学科卒業後、同大学院獣医学専攻博士課程修了。動物病院で診療に従事した後、母校に戻り、獣医薬理学研究室にて研究・教育に従事
金田寿子[カネダヒサコ]
博士(医学)。順天堂大学大学院医学研究科解剖学・生体構造科学講座助教(非常勤)。埼玉医科大学大学院医学研究科博士課程修了。はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の資格を有し、人体の構造と機能から動物の生体構造と機能まで幅広い知識をもつ。埼玉医科大学に所属していた際にはマイクロCTを使用した骨の3D構造解析を専門とし、日本獣医生命科学大学では薬理学を専門として研究・教育に従事していた。現在は順天堂大学にて腎臓の糸球体構造解析の研究を行う
山口登志宏[ヤマグチトシヒロ]
獣医師。ペテモ動物病院亀戸。日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科卒業後、動物病院で診療に従事。犬・猫や各種小動物を対象とした一般診療や夜間救急診療に従事する傍ら、現在は東京女子医科大学先端生命医科学研究所先端工学外科学分野博士課程にて膵臓がんに対する集束超音波治療および免疫療法の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。