出版社内容情報
飛翔という行動は、昆虫が長い年月をかけた進化の果てに獲得したもので、
蜜を吸うため、繁殖のため、外敵から逃げるためなど、
さまざまな理由で昆虫たちは飛び回る。
本書では、約90種の飛翔する昆虫に焦点を当て、
それぞれの生態の面白さを昆虫観察歴75年以上のベテラン昆虫写真家が解説。
撮影するのが難しい、野外での自然な状態で飛翔する昆虫たちの姿をとらえた貴重な写真を豊富に掲載するとともに、
生態情報や観察した様子などを長年昆虫を見つめ続けてきた著者ならではの視点で愛情たっぷりに紹介。
また、飛翔する昆虫の紹介だけでなく、
観察のポイントや、写真撮影の楽しみ方、細密画の描き方についても解説しており、
さまざまな形で昆虫を楽しむことができる一冊。
内容説明
チョウ、ガ、トンボ、ハチ、アブ、ハエ、甲虫など身近な昆虫90種の生態写真と細密画を記載した昆虫観察を最大限楽しむための図鑑。
目次
第1章 チョウのなかま
第2章 ガのなかま
第3章 トンボのなかま
第4章 ハチのなかま
第5章 アブ・ハエのなかま
第6章 甲虫・その他のなかま
著者等紹介
石井誠[イシイマコト]
1929年神奈川県横浜市生まれ。昆虫観察歴80年を超えるベテラン昆虫写真家で、撮影した昆虫の細密画(対象を細部まで緻密に描写した絵)も描いている。公園や雑木林などで身近な昆虫を観察、撮影する傍ら、専門誌で研究発表を行い、地域の学校などでの昆虫観察教室の講師を務める。神奈川昆虫談話会会員、相模の蝶を語る会会員
岩野秀俊[イワノヒデトシ]
1951年東京都北区生まれ。博士(農学)。元日本大学生物資源科学部教授、元日本鱗翅学会会長、相模原市立博物館協議会会長。チョウをはじめとする昆虫の生態や分布を専門として研究し、現在は相模の蝶を語る会の会長として昆虫好きの談話の場を運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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