内容説明
エリスキー、カチアワリ、アメリカン・クリームなど、優れた17品種を新たに加え、100を超える品種について全面的な改訂がなされている。それぞれの品種が見開き2ページにわたって取り上げられており、注釈を付した特殊な撮影技術を使った写真とともに、その特徴、歴史、利用状況などがわかりやすく記されている。また、各品種の解説に加えて、ウマ科動物の進化、家畜化の歴史、体型に関する説明も十分になされている。
目次
馬とはどういう動物か
品種(軽量馬;重量馬;ポニー)
著者等紹介
エドワーズ,エルウィン・ハートリー[エドワーズ,エルウィンハートリー][Edwards,E.H.]
馬ならびに馬術に関する著作家としては世界で最も優れた人物のひとりで、30冊以上の著書ならびに数え切れないほどの署名記事を書いてきた。Riding Magazine誌の編集に18年間たずさわり、その後5年間、Horse and Hound誌の編集顧問を務めた。英国馬事協会の前部会長であり協議会の委員でもある。1993年には英国馬事協会よりMerit賞を授与されている
楠瀬良[クスノセリョウ]
1951年、千葉県に生まれる。1975年、東京大学農学部畜産獣医学科卒業。同大学院、群馬大学大学院を経て、1982年、日本中央競馬会競走馬総合研究所入所。現在、同研究所生命科学研究室室長。農学博士。馬の行動学専攻
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感想・レビュー
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まるめろ
5
ボリューム満点ではあるが、どちらかというとできるだけ多くの種類を掲載することに力が注がれている印象。もう少し歴史や人との関係性などを掘り下げても良かったんじゃないだろうか。とは言えど、大いに不足しているとは感じないし、馬のヴィジュアルが好きで購入したため大満足。2020/03/11
両儀式
0
資料本。値段と分厚さに見合った良書だと思う。ただ、やはり馬の品種の多さのためかそこに多くを割かれ、知りたいサラブレッド関連などの項目も歴史や生態、配合等深く掘り下げきれていないのが残念といえば残念。2013/05/21
Mabo
0
200Pにわたり100品種以上の詳細な馬の紹介があるが、馬の歴史や生態といった項目が40Pしかないのが残念。2012/12/12
マッスルウコッケイ
0
数多くの馬の種類を、歴史背景や特徴をわかりやすく説明してあってとても勉強になりました。2008/07/01
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
0
☆×5.0…前読んだ馬関連の図鑑よりもさらに詳細に種類も出ています。きちんと「ホース」と「ポニー」の分類も分けられているのが非常によいところですね。ボリュームも文句なしでありました。2009/10/02