内容説明
吠える、噛む、いたずらといったお困り行動は、“犬のせい”とは限らない。飼い主が意識を変えて犬との関係を見直すことも、愛犬を変身させる大事なポイント。「飼い主をバカにする」「何でも怖がる」など、より踏み込んだ問題行動への対処法を、実例をもとに紹介。
目次
犬らしい行動って?―人と犬の共生
1 噛む、うなる
2 いたずらをする
3 ほかの犬との関係
4 “トイレ問題”を考える
5 飼い主をバカにしている!?
6 言うことを聞かない
7 お散歩の悩み
8 多頭飼いのトラブル
9 とにかく怖がる
10 吠える
11 留守番のこと
著者等紹介
中西典子[ナカニシノリコ]
家庭犬訓練所勤務ののち、『ドッグテックインターナショナル』(オーストラリア)にてドッグトレーニングアカデミーを修了。帰国後、2002年にしつけの出張指導を行う『Doggy Labo』を立ち上げる。JAPDT(日本ペットドッグトレーナーズ協会)事業企画委員、プロフェッショナルドッグセラピスト。K9ゲーマーNo.23(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
犬のいる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
四萌山華輝
5
第1からの続きです。やはり飼い主おろおろして居(い)るのが、犬(書籍では犬版なので)のみならず…水槽とかで飼われる動物園以外は?…突け込みますね?‥。飼い主側に問題が、是正し無い限りは?…公共広告機構の訴え(犬の保健所での殺処分の増加が甚(はなは)だしく堪(た)えられません!飼い主側の努力と動物愛護団体の尽力で減らしましょうの訴え)が、失笑に終わります?ぞ?‥。と言う優しくもキツイ檄の有る内容でしたよ‥2冊共々にね?…。パート3が出ない社会の創設を?…飼いたかったけども飼え無かった者として御祈りしつつ感想2017/02/16
にゃも
4
シリーズ第2段!今回も様々なモンダイ行動への対処を通して犬への接し方をわかりやすく説明してくれている。シーザー・ミランの「人間にはトレーニングを犬にはリハビリを」という言葉をふと思い出す。犬に対して甘い愛情だけを与えたり、いきなりのマズルコントロールや押さえ込みや体罰など的外れの厳しさは人間が犬に甘えているような気がしてならない。それでも犬は震えながら人のそばにいるしか道がないことを思うとなんだか泣けてくる。自分が犬の寛容さに頼っていないか理不尽なことをしていないか今一度見直してみようと反省してしまった。2013/12/19
はく
2
犬って可愛いけど 飼うのは難しい。犬の気持ちを感じ取る事の大切さは分かるけど やっぱり難しいです… 2019/05/10
紗窓ともえ
2
一冊目よりプログラムも進化。 ケースごとの対応が楽しく読めます。やっぱり犬を飼いたいなぁ…2017/09/26
よく読む
1
「問題があるイヌがいる」のではなく、「イヌとの関係に問題を抱える人がいる」と言った方が正しいか。筆者の犬に対する愛情が伝わる。犬好きという人の中には、単純に犬が好きなだけで、犬が嫌がってるのに触ったり抱いたりする人がいる、という指摘はぐさりときた。たしかに。愛玩というのだろうか。愛情や尊敬の気持ちが欠けてるんだろう。2019/06/12