出版社内容情報
収録作品
小さな犬の小さな青い服 ウィニフレッド=ラベル/作 梅田俊作/絵 神宮輝夫/訳
手ぶくろを買いに 新美南吉/作 小野千世/絵
つばきの木から 佐藤さとる/作 村上勉/絵
世界一の話 北彰介/作 山口晴温/絵
【解説】自分を知ること、他人を知ること 神宮輝夫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
31
【小学校】へえ!こんなシリーズがあるんですね。光村の国語の教科書に載っていたお話を集めたもので、この9巻には中学年から4作収録。自分は「手ぶくろを買いに」以外は初読みかなって思います。子どもの頃、国語の教科書に載っているお話が大好きで、まだ習っていないのに授業中にこっそり読んでいました(笑)。2016/02/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
地元の小学校は教育出版なのですが、光村にはいいおはなしが沢山載ってるよ、と聞いたので、お正月用にまとめて借りてきました。やっとお正月!堂々と読んでます(笑)第9巻は中学年向け4話。 『 小さな犬の小さな青い服 / 手ぶくろを買いに https://bookmeter.com/books/551829 / つばきの木から / 世界一の話 https://bookmeter.com/books/521797 』2021/01/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
3月に講演依頼があり、その地区の小学校の国語科の教科書が光村教育図書なので、本を検索中。『世界一の話』2年生に掲載されています。2024/01/16
kanaoka 57
4
新美南吉「手ぶくろを買いに」名作ですね。目に刺さる新雪の輝、雪の粉の飛沫の陰影、夜の帳のなかの星の様な町の灯等、巧みな表現が情緒を掻き立てます。子狐の手足にしみ込む冷たさ、子供らしい心の強さ、母に求める甘えの心情が、その背景と共振して独特の味わいを醸し出してます。2016/01/09
プルシアンブルー
0
国語の教科書が、小学生の時に光村図書でした。私には登場する作品のいくつかは内容を覚えているもの、イラストや読み進めて思い出すもの様々です。ただシリーズ全てに共通しますが、子供だけでなく、大人でも読んで欲しいと思います。本に触れながら思い巡らせることが出来る、この時間は幸せです。2016/12/24