出版社内容情報
空前のナナハン・ブームの火付け役、CB750 FOURなど、歴代CBモデルの足跡を紹介。歴代CBシリーズの概要を、二輪車の歴史考証家の第一人者が詳細に解説、さらに、実際の開発担当者らへの貴重なインタビューを収録して、CBシリーズの全貌に迫る。本書は、現在のCBのコンセプト[PROJECT BIG-1]によって誕生したモデルが登場して30周年を迎えることを記念して、このコンセプトによって誕生した人気車種を掲載したカバーデザインに一新して刊行する新装版。
内容説明
ホンダスーパースポーツ“CB”の変遷は、そのまま日本製モーターサイクルの歴史といっても過言ではない。レースでの活躍のみならず、多くのライダーはもとより50ccから750ccなど、世間の流行を左右するほどの広範な影響を持ち続けている。日本のモーターサイクルの黎明期、一九五〇年代後半に登場した“CB”は、いつの時代にも日本のモーターサイクルのリーダー的な存在といえる。その歩みは、ホンダが世界一を目指す原動力となり、常にパイオニア精神に満たされていたのである。本書は、日本の二輪車をリードした歴代CBモデルの軌跡を紹介する。
目次
CBスーパースポーツ車総論編
ドリームC70
ベンリイSS・CB92
ドリームSS・CB72
ドリームCB450・CB500T
ドリームCB750FOUR
設計者が語るCB総論 CB750FOUR開発の歩み
ドリームCB400FOUR・F‐1・F‐2
CB400FOURとCBX400Fのデザイン
RCB1000〔ほか〕
著者等紹介
小関和夫[オゼキカズオ]
1947年東京生まれ。1965年より工業デザイン、機器設計業務とともに自動車専門誌編集者を経て、現在に至る。1970年毎日工業デザイン賞受賞。フリーとなった後は二輪、四輪各誌へ執筆。二輪、三輪、四輪の技術および歴史などが得意分野。雑誌創刊にも複数関与する。自動車、サイドカー、二輪車部品用品を設計する「OZ」ハウス代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 地震予知 中公新書