出版社内容情報
今日では「名車」や「希少車」とも呼ばれるクルマが、現役で生き生きと活躍していた様子を、長年にわたり撮りためた膨大な写真からメーカー別に分類。車両紹介のほか、撮影された場所の情報なども掲載して解説する、資料性も充分な写真集。2012年刊行の同書に、新たに25点の写真を追加。巻頭口絵には、当時のレーシングカーを撮影した貴重な写真を新規に収録して刊行する集大成。
内容説明
本書は、2012年4月10日発行の『60年代 街角で見たクルマたち 日本車・珍車編』をベースにして、史料となる写真を加えて充実をはかると共に、本文は、約80ヵ所の修正を加えてまとめました。さらに新規に巻頭口絵を追加し、資料性を高め、愛蔵版として1000部製作した増補二訂版です。
目次
日本車編(日産自動車;たま電気自動車;富士精密工業;プリンス自動車工業(新)
日産自動車(合併後の旧プリンス系車両) ほか)
珍車編―東ヨーロッパ・その他の諸国の車(ソヴィエト連邦;オーストリア;チェコスロバキア;ポーランド;スペイン ほか)
著者等紹介
浅井貞彦[アサイサダヒコ]
昭和9年(1934)、静岡市生まれ。昭和28年、県立静岡高等学校卒業後、金融機関(現・三井住友銀行)に就職。定年後は66歳まで練馬区医師会医療検診センターの事務長を務める。昭和24年、中学2年で写真に興味を持ち、自動車の写真を撮りはじめて以来、ひとすじに自動車を撮り続けているアマチュア・カメラマン。昭和27年ライカタイプの「キヤノン3型」を手はじめに、ニコンタイプの「コンタックス2a」などを使用するも、昭和32年、わが国ではじめて発売されたペンタプリズム式一眼レフ「アサヒペンタックスAP型」に出逢い、その機能性が気に入ってからは、機種は変わってもメイン・カメラはずっと一眼レフを使用している。写真については独学で研究を重ね、撮影技術だけでなく機材や暗室処理にも関心を持ち、昭和28年1月には戦後初の国産カラーフィルム「さくら天然フィルム」(リバーサル)による作品も残している、昭和36年には市販のコダックのキットを使ってカラーフィルムの現像を試みる他、昭和39年には8ミリ映画フィルムの反転現像も自宅で成功させている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- パルプ 新潮文庫