内容説明
1918(大正7)年、日本で最初の量産乗用車「三菱A型」が完成しました。当時、機械製造図面などは大きな用紙に数多くの部品図を載せていたところを「三菱A型」の開発に当たっては、1部品1枚の図面に描き起こすという画期的な手法を取り入れています。本書は、この「三菱A型」が誕生して約100年を記念し、また三菱自動車工業が、1970年に三菱重工業から独立して50周年を迎えるにあたり、『三菱自動車 航空技術者たちが基礎を築いたメーカー』(2010年4月25日初版発行)に、その後に登場した2018年までの車両、コンセプトカーの他、三菱車の受賞歴などの新たな資料を加えた増補二訂版です。
目次
三菱自動車工業の歴史
カタログでたどる三菱のクルマたち(ヘンリーJ;ジープ;軽三輪レオ;三菱500・コルト系;ギャラン系 ほか)
著者等紹介
当摩節夫[トウマセツオ]
1937年、東京に生まれる。1956年に富士精密工業入社、開発実験業務にかかわる。1967年、合併した日産自動車の実験部に移籍、1970年にATテストでデトロイト~西海岸を車で1往復約1万キロ走破。往路はシカゴ~サンタモニカまで、当時は現役であった「ルート66」3800kmを走破。1972年に日産自動車、海外サービス部に移り、海外代理店のマネージメント指導、KD車両のチューニングなどにかかわる。1986年~1997年の間、カルソニック(現カルソニック・カンセイ)の海外事業部に移籍、豪亜地域の海外拠点展開にかかわる。1986年~1997年の間、カルソニック(現カルソニック・カンセイ)の海外事業部に移籍、豪亜地域の海外拠点展開にかかわる。1986年~1989年の間シンガポール駐在。現在はRJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)および、米国SAH(The Society of Automotive Historians,Inc.)のメンバー。1954年から世界の自動車カタログの収集を始め現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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