内容説明
1987年に発行された「幻の本」が復刻刊行。東京オリンピックが開かれ、高度経済成長が始まる1960年代、バスは人々の足として地方でも都会でも大活躍していた。本書は1950年代後半から1970年初頭までに生産された国産バスを網羅し、当時のメーカーカタログの写真などを使用して懐かしのバスたちを収録した。
目次
いすゞ自動車編
三菱自動車工業編
日野自動車工業編
日産自動車編
ニッサンディーゼル工業編
トヨタ自動車工業編
ダイハツ工業編
東洋工業編
資料編
著者等紹介
筒井幸彦[ツツイユキヒコ]
1945年長野県生まれ。飯田高等学校卒業後、長野県警察官として主に交通特捜部門を担当。2003年警察功労章受章、2017年瑞宝双光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
9
日本の高度経済成長を支えたバス車両。国内大型4メーカーだけでなく、トヨタ、日産、ダイハツ、プリンス、マツダにも触れられている。取り上げた時代からボンネットバスもまだラインナップにあったが、バスはキャブオーバーやリアエンジン、フレームレスがトラックより先行してたから、相対的にボンネットバスは三樹書房の同シリーズ本よりは多くはない。いすゞエルフの幼稚園バスは今はない仕様。マツダオート三輪貨客兼用車もバスの範疇に入っている。ライトバスといえばマツダが有名だが、マイクロバスが定着する前はライトバスだったという。2021/06/04
たいそ
3
2020年。自分は1971年生まれなので大半は実物をみたことがない。子供の頃に丸みを帯びた古いバスは見た記憶はある。1968年ぐらいになってくると見たことがあるものに近い形になってくる。マツダのライトバス、形がおもしろい。トミカにあった気がする。幼稚園バスだとああいう形が子供に受けたのかな?とか勝手な想像をしてしまった。2020/10/02
kaz
1
図書館の内容紹介は『1960年代、バスは人々の足として地方でも都会でも大活躍していた。1950年代後半から1970年初頭までに生産された国産バスを網羅し、当時のメーカーカタログの写真などを収録する』。いかにもというようなボンネットバスから、今でも走っていそうなスタイルのバスまで。宣伝用の写真から当時の服装等もうかがわれる。もう少し背景もわかれれば面白いとは思うのだが、あくまでバスの本。やむを得ないか。2020/11/19
栗原 クレイジー銀 岳
1
私は1987年に購入したが、この本はお薦め出来ない。ただメーカーカタログを転載しただけで、なにより一番気に入らないのが、日産ディーゼルと日産自動車を同メーカーとして扱っている点。編著者の見識の低さが露呈されている。カタログ写真のみなので、現役で活躍する姿は一切出て来ないし、出て来る車はカタログモデルのみ。カタログに著作権は無いのかも知れないが、こんなカタログを転載しただけの本なら収集家なら誰でも作れる。購入して一度通して全頁を見たが、それ以降殆ど開いていない。税込み¥4000近くも出して購入する価値無し。2020/08/17
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