内容説明
懐かしいボンネットバスの時代からリアエンジンバスが主体となる1970年代まで、日本で製造されたバスをメーカー別に紹介。600点以上の図版で、マイクロバスから大型バスまで用途に合わせた様々なバスのモデルチェンジや、フレーム付き、フレームレス、前扉、中扉など構造の特徴もわかりやすく配置。搭載されたエンジン20台も収録。
目次
巻頭口絵 カラーでたどる懐旧の国産バス
いすゞ自動車
三菱重工業/三菱自動車工業
日野自動車工業
日産ディーゼル工業
日産自動車
プリンス自動車工業
トヨタ自動車工業
ダイハツ工業
東洋工業
著者等紹介
筒井幸彦[ツツイユキヒコ]
1945年長野県生まれ。飯田高等学校卒業後、長野県警察官として主に交通特捜部門を担当。2003年警察功労章受章、2017年瑞宝双光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
1945年から1970年のバスの図鑑。子供のために借りてきたので私はパラパラ読み。私自身も生まれる前の車両なので、懐かしいという感覚でなく、レトロだな~という感想。2020/11/29
えすてい
10
この本で物足りないのは、ボディメーカー(コーチビルダー)の記載がないこと。バスは必ずコーチビルダーがボディを架装して事業者(発注者)の仕様に仕上げるので、カタログ掲載車は別として、事業者(発注者)による仕様の差違が各々異なるため、コーチビルダーの特色や得意なレイアウト、形態がある。同じシャーシでもコーチビルダーが異なれば外観も異なってくる。またコーチビルダーで同じ車体でもシャーシメーカーによって異なる細部も少なくない。尤も、この本ではそういうのは対象外の編集方針だったのかもしれない。それは別の本で。2021/06/04
たいそ
5
2018年。メーカーのカタログなどからの貴重な資料。写真よりイラストが多い印象だが、そういえば子供の頃の図鑑はイラストが多かったのを思い出した。乗用車の1950年~1970年の変化に比べると、ボンネットではないバスの場合、変化が緩やかに感じられた。いわゆるバス窓は自分が子供の頃まだ走っていたが、50年代前半からあるんやね。バスはリアビューのバリエーションも面白いと思うのだが、そちらの資料はこの本に限らず少ない。「ふそう」について知ることができた。2019/02/21
えすてい
3
国内大型4メーカーをはじめ、現在では乗用車メーカーとなっている国産車メーカーのバス車両、それも創業時から昭和40年代の車両のカタログモデルのカタログイラストや写真を集めた図鑑。バス車両の本は増えていることは増えているのだが、鉄道と比べるとまだまだ圧倒的に少ない。それに、鉄道車両と比べると「空気のような存在」のためか、やはり興味関心を上げるのが難しいのかもしれない。既存のバス車両本にはない車両・型式が、各事業者別ではなくカタログモデルであることが何よりもの特徴であり見どころである。2018/12/26
ナツ
1
余計な文字無し!ほぼ白黒だが、写真とイラストの昭和の国産バス図鑑!プリンス自動車工業、日産ディーゼル工業、日野自動車工業、三菱重工業等など2022/03/19