落語で味わう江戸の食文化

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895226080
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

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内容説明

江戸時代に暮らした人々はどんな食文化をもっていたのか。当時の食べ物、料理方法、流行風俗などを伝える落語をもとに、魚屋、蕎麦屋、屋台の天麩羅屋、居酒屋、饅頭屋、花見など、庶民の暮らしを描いた資料性の高い図版とともに読み解く。当時の食べ物や風俗を描いた貴重な図版94点を収録。

目次

蕎麦その1 時そば・屋台のそばイ、ロ、ハ
蕎麦その2―そば清・そばの殿様そばは喉で食うかと言いますが
鮨(鮓、寿司)―五人まわし・江戸子だってねぇ鮨食いねぇというのは大坂鮨
鰻―鰻の幇間、素人鰻、子別・江戸の頃も今も御馳走であります
天麩羅―王子の狐・江戸風と言いますと、衣も厚く、味も濃い
お汁粉―御前汁粉・甘味処に付き合わされた辛党用にところてん
饅頭―饅頭こわい・甘い物をつまみに一杯なんて人も居ます
餅菓子―幾代餅、黄金餅、やかん、お節徳三郎の内花見小僧の部・和菓子の代表と言えばこれでしょう
菜っ葉―青葉、小咄・小松葉の本場は江戸川区小松川
おから(卯の花)―千早振る・もっと有効利用したいものであります〔ほか〕

著者等紹介

林秀年[ハヤシヒデトシ]
昭和24年疎開先の埼玉県浦和市生れ。昭和30年東京都渋谷区に転居。明治大学法学部卒業後平成16年まで信販会社に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

29
タイトル通りの本。語り口も噺家の様に軽妙で楽しい。ただどんな読者を想定しているのか。粗筋を結構詳しく説明している噺もあれば、知っているのが前提みたいに題だけ出して進める時もある。昭和の若旦那と平成の若年寄とは、意味も区別も不明だがどちらも筆者自身なのだろうか。江戸時代の本の挿絵が数多く載っていて分かりやすい。掲載されているようなくずし字が読めたらなぁと思った。全体としてはコンビニ本以上のレベルで面白く読める。2023/11/03

barcarola

5
食文化の解説が含まれず、落語のあらすじ紹介にとどまる章が見受けられるのが残念。2023/07/28

6だ

0
落語の枕や粗筋まんま書き写したような箇所が7割程、図版が1割程、それ以外の「江戸の食文化」に関する言及もどこかで見たような薀蓄話含めてもさらに残りの半分程度かな。落語案内と割り切ってももっと格安でためになる本が幾つもある。文庫落ちして1/3位の価格ならまだしも現段階で購入オススメはし難い本。2013/11/20

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