内容説明
1987年、富士重工業内でモータースポーツ活動の意義と必要性を唱える企画書が作成される。これがひとつのきっかけとなり、翌1988年STI(スバルテクニカインターナショナル)は設立された。日本車初のWRC3連覇を達成、20年にわたるSTIの活動は、レガシィ、インプレッサ、そしてスバルを世界のブランドに成長させた。
目次
STIの歴史
写真で見るSTIの軌跡(STIモータースポーツ活動の原点;WRC(世界ラリー選手権)
WRC以外のモータースポーツ活動―国内外のラリー選手権
WRC以外のモータースポーツ活動―国内外のレース競技
歴史を築いたワークスマシン
市販モデルの系譜
STIと駆け抜けた戦士たち)
年表
モータースポーツにおけるスバル勢の主な戦績
著者等紹介
廣本泉[ヒロモトイズミ]
1974年、福岡県に生まれる。1995年よりモータースポーツ専門誌の編集に携わり、2001年よりフリーランスのジャーナリスト、編集者として活動を開始。国内のみならず、WRC(世界ラリー選手権)やWTCC(世界ツーリングカー選手権)、DTM(ドイツツーリングカー選手権)など海外でも積極的な取材を行なっている。主にラリー専門誌、自動車情報誌に寄稿。JMS(日本モータースポーツ記者会)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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京
1
STIの資料としてはいいかも。
artillery203
1
スバルのモータースポーツ活動の軌跡。当然だがWRCの活動に焦点が当てられている。苦難を乗り越えて世界の頂点に立ったスバルが、成績の低迷と不況のあおりを受けて撤退する流れは、諸行無常を感じてもの悲しくなる2012/07/14
U-G.Kintoki
0
概略的で内容に深みが足りないのは残念だが、未公開写真が収録されているのが良かった。できれば同じ値段でハードカバーではなく、大きな版形にしてページ数も増やして欲しかった。2010/02/22
たかひー
0
★★★ 懐かしさを感じながら眺めて楽しんだ。ドライバーや車両中心となるのは仕方ないが、もう少し関わった人物などについて広く取り上げてほしかった気がする。2023/09/11