内容説明
これまでの自動車史の定説を覆し知られざる真実を考証。明治・大正から昭和初期にかけて自動車産業の先駆者について公開する。地道な調査と研究によりまとめられた自動車史。
目次
日本最初の自動車技師 林平太郎の生涯
自動車販売店の開祖 松井民治郎の生涯
花のいのちは短くて、初の国産自動車製作者 吉田真太郎の生涯
ロコモビル蒸気自動車の輸入と関税問題
第5回内国勧業博覧会と乗合自動車のはじめ
国産第一号車の徹底的解明、山羽蒸気自動車は走ったか
東京のバス創業史
千葉県自動車はじめ探訪記
新潟、香川、埼玉、山形各県と国産米山式自動車
長野県最初の乗合自動車
橋本増治郎とダットの人々
明治交通史の最後を飾ったタクシーの出現
明治の自動車税について
著者等紹介
佐々木烈[ササキイサオ]
昭和4年(1929)3月新潟県佐渡郡佐和田町に生まれる。旧制府立第七中学校中退、慶応外国語学校英語科卒業。佐々木梱包興業自営、解散後、国際自動車株式会社入社。国際ハイヤー株式会社を経て、平成元年定年退社。現在、千葉県船橋に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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