出版社内容情報
すべてのビジネスパーソンにとって、データから意味を引き出して問題を解決する「データ分析」は、仕事の“必修科目”になってきています。「データ分析」と聞くと、なにか難しい数式を使う特別なものだと思うかもしれませんが、実際はエクセルひとつでできて、コツさえつかめば誰でも自分の仕事を数字で説明できるようになります。街のパン屋さんの再生ストーリーに沿って、対話形式で解説。読み終えるころには、一生モノの“仕事の武器”が身につきます。
内容説明
街のパン屋の再生ストーリーに学ぶビジネスパーソンの新・必修科目。Q.データ分析って、いったい何の役に立つんですか?A.数字から課題を見つけ出し、解決に導いてくれるすごい方法です!エクセルのサンプルデータ付き。手を動かしながら学べる!
目次
序章 データ分析で何ができるの?―悩めるパン屋の店主と常連客
1章 データ分析は“目的”が第一―パンは美味しい。なのに儲からないワケ
2章 ピボットテーブルはデータ分析の必修ツール―数字が教えてくれた不都合な現実
3章 データを多角的、立体的に見る方法―ランチのお客さまを取り戻せ!
4章 データ分析が教えてくれる“次の一手”―売れば売るほど損するパン!?
5章 無味乾燥な数字から“意味”を引き出すには―晴れた日はパンをたくさん焼こう
6章 データに隠された業務改善のヒント―生産性が上がるとみんな幸せ
終章 「数値目標」と「実績」のサイクルを回す―夢のしっぽが見えてきた
著者等紹介
野中美希[ノナカミキ]
株式会社日立社会情報サービス技師。1986年、静岡県浜松市生まれ。静岡大学情報学部情報学研究科修士課程修了。通信・金融系のシステムエンジニアとして、数百名の大規模プロジェクトをはじめ、多数のプロジェクトに参画し、システム開発の厳しい現場を経験する。チームリーダーとして、チームの進捗や品質の管理、分析をする中で、厳しい状況を脱するためにはデータ分析が重要だと認識する。さらにエクセルのさまざまな機能を独学で習得し、データ分析と対策の実施を繰り返して作業効率や品質を向上させてきた。合格率15%の国家試験、情報処理技術者試験の高度試験にも複数合格。身に付けたプログラミング言語は10種類以上。大学院生時代には高等学校情報科の非常勤講師を務め、入社後は社内研修講師を務め、同僚からも教え方がわかりやすいと定評がある
市原義文[イチハラヨシフミ]
プロ経営者。経営コンサルタント。株式会社シャイン&コー代表取締役社長。1967年熊本県生まれ。1990年学習院大学経済学部卒。日産自動車、ローソン、ユニキャリア、シーバイエス、ナップス等で要職を歴任。「ポンタカード」事業立上げを主導し、「ポンタの父」と呼ばれる。国内外投資ファンドの買収先企業の経営者として、多数の事業再生に成功。ベーカリーチェーン再生や高級食パンFC本部立上げなど中小企業での経験も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。