内容説明
安保に揺れた大学を出た若者にテレビは輝けるニューメディアだった。街頭テレビに人が群れ、生放送が常識。そんな時代に放送界に身を投じた彼らこそ昭和・平成のテレビを築いた放送人だ。コロナ禍の中、そうした先達が次々と泉下の客となる。彼等との交流を描いた珠玉のエッセイ集。
目次
梅田博之(1930~2019)―『アンニョンハシムニカ ハングル講座』水上勉(1919~2004)―京都五山の送り火
「かいじん21面相」―キツネ目の男
井上靖(1907~1991)―天平の甍 唐招提寺
平山郁夫(1930~2009)―法隆寺と「仏教伝来」
萩野靖乃(1937~2012)―『テレビもわたしも若かった』
横澤彪(1937~2011)・小高昌夫(1935~2019)・久世光彦(1935~2006)―若者はテレビを目指した
須之部淑男(1926~2011)―大阪万博
鈴木幹夫(1935~2014)―『70年代われらの世界』
藤井潔(1929~2012)―『NHKスペシャル』〔ほか〕
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