内容説明
“よあらしおキヌ”と呼ばれた女。明治初期、世情の混乱が生んだ女性差別。歌舞伎役者との燃え上がる恋の真相。
目次
第1部 おキヌ語り
第2部 原田キヌ考(様々な原田キヌ物語;おキヌを取り上げた評論、法律、歴史書等;嵐璃鶴の人物像;明治維新前後の司法)
著者等紹介
宮下忠子[ミヤシタタダコ]
1937年生まれ。明治大学卒業後、高校教諭を経て都立社会事業学校で学ぶ。卒業後、1975年から東京都城北福祉センターの医療相談員となる。その間、「アルコール問題を考える会」「コミュニティワーカー制度を考える会」を組織し、1995年に退職。以降、ボランティア活動を続けている。1996年、「こころの賞」受賞。東京都立精神保健福祉センターアルコール問題家族教育プログラム元講師、日本ジャーナリスト専門学校元講師、ハンセン病・国家賠償請求訴訟を支援する会元会員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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